庭づくりの魅力
自分にピッタリの庭を実現して、こんな生活を送りたい-庭のイメージづくり
いざ庭づくり!
まずここから考えよう。
なにより大切なのは、「こういう生活を送りたい」というイメージを持つこと。家庭という言葉は、「家」と「庭」からなっています。家づくりで欠かせない生活のイメージを、庭づくりでもぜひ持ってください。そして、それを実現させるための方法を考えていけばいいと思います。
例えば…
- 子どもが庭で遊べるようにしたい
- お客さんをたくさん呼んで、くつろげる庭にしたい
- 和室から眺めた時に、美しい庭にしたい
- 趣味のガーデニングの時間を充実させたい
- 日中は仕事でなかなか家にいないので、あまり手をかけなくても維持できる庭に!
- 夜の時間を楽しめるライティングをしたい
- ペットが遊べる庭に
- 木漏れ日の下でくつろぎたい
- 駐車スペースを3台確保したい
などなど。いかがですか? イメージがちょっとハッキリしてくるでしょう? 「万人にとってよい庭」というのはありません。住む人それぞれの暮らしにあった庭が、いい庭です。
あまり庭を広くできそうにない?でも諦めるのはまだ早い!
土地は一つ一つ違います。場所も違えば、近隣の状況も違います。もちろん、予算もありますから、広い平坦な土地が準備できるとは限りません。狭小地、旗竿地、高低差がある土地…。さまざまな条件があるでしょう。
しかし、実はその欠点こそが個性に変わる可能性を秘めています。一見難点に思える点も、よく理解してそれを活かしたデザインをすれば、ぐっと魅力的な住まいに生まれ変わるのが、庭づくりの醍醐味でもあります。ぜひあきらめずに、相談してください。
もっと庭を
活用しよう!
古い日本家屋にあった「縁側」のよさが見直されています。お縁は、家と外をつなぐニュートラルなスペースで、そこからうまれるコミュニケーションがあったからです。
その「お縁」が形を変え、例えばデッキやテラス、サンルームという形で、住まいの可能性を広げています。窓を開けて、外へ出やすくする仕組みをつくっておくことで、生活のスタイルが変わったという人も大勢いらっしゃいます。